国民年金の受給額をお手軽に増やせる「付加年金」
お得すぎてバグなんじゃ……?ってレベルにコスパ最強です。
・年金受給額を増やしたい人
・コスパの良い投資がしたい人
付加年金とは
毎月の国民年金に400円追加することによって将来の年金受給額を増やせる制度
令和3年度国民年金の月額は16,610円になりますので。
合算して17,010円になります。
200円×付加年金を納付した月数分を毎年死ぬまでもらえます。
国民年金と同じく、付加年金は終身年金です。
ゲームなら緊急メンテレベルでは…?というぐらいです。
お得なので国から積極的にオススメされることはまずありません。
特徴
・1ヵ月400円
・年払い、クレカ払い可能
・20歳~60歳までの40年間加入可能
・iDeCoと併用OK
・国民年金基金にすでに加入している場合はNG
メリット
・付加年金で増えた年金分も全額社会保険料控除の対象になりますので、所得税、住民税が安くなります。
・3年目からは完全に貰い得。
デメリット
・65歳前に無くなると1円も戻ってこない
・インフレに対応していない。
国民年金は物価スライド方式で、もし世の中がインフレしてればそれに合わせて受給額が増えたりと調整されます。
(現状では下がってる一方ですが)
一方付加年金は数字だけの単純な計算になりますので、固定額のままです。
付加年金と同時加入できるもの一覧
付加年金 | iDeCo | 国民年金基金 | |
付加年金 | 〇 | × | |
iDeCo | 〇 | 〇 | |
国民年金基金 | × | 〇 |
・付加年金+iDeCo
合算して68,000円までになるので、iDeCoは月額67,000円が限度額になります。
・付加年金+国民年金基金
NG 同時には入れません
・iDeCo+国民年金基金
合算して68,000円まで。すでにどちらかを満額加入してたら追加できません。
上記の3つを同時に入ることは出来ません。
もらえる額
例:30年間付加年金に入る
払った額:360ヵ月×400円=144,000円
貰える額:360ヵ月×200円=72,000円(死ぬまで毎年この金額が追加される)
400円払って200円戻ってくるってことになります。
要するに、2年で払った金額の元が取れる仕組みです。
3年目からは完全にプラスなので、長生きすればするほどお得になっていきます。
どのぐらいお得なのか
(30年間払ったと仮定)
加入条件
第一号被保険者のみ
なんと、サラリーマン(第二号被保険者)や扶養されてる家族(第三号被保険者)は入れません。
つまり、個人事業主にのみ許されたチート制度です!
加入出来ない人
・国民年金基金加入者
・年金を免除、滞納されてる人
・iDeCoに満額(68,000円)入ってる人
・65歳以上
iDeCoもそうですが、国民年金を滞納、免除してる人には加入資格はありません。
まずは年金を満額きちんと払えるように頑張りましょう。
申込方法
市区役所及び町村役場の窓口の年金課
オンラインや郵送では受け付けてませんので、役所まで直接手続きしにいく必要があります。
・年金手帳(基礎年金番号がわかればOK)
・本人確認書類
マイナンバーカードもあるとスムーズですね。
オススメ手順
①国民年金を満額はらえるようになる
②付加年金を追加する
③小規模企業共済にはいる
④余剰資金でiDeCoにはいる
付加年金は少額投資で将来の見返りが大きいので、是非真っ先に加入して欲しいです💪
まとめ
・負担するのは毎月400円だけ
・コーヒー1杯分ぐらいなのでお安い
・3年目からは完全に貰い得
・今すぐ加入しよう!
それではまた。
ゆるく長くやっていきましょう!💪