これからフリーランスとして開業する方にオススメの流れを解説します。
学校では習わない、初めて聞く単語もあると思いますが、ひとつひとつクリアしていきましょう。
私も数年前までは存在すら知らなかったものが大半です。
・これからフリーランスとして開業しようとしてる人
・仕事は始めてるけど開業届を出してなかった人
・青色申告を考えている人
・一通り流れが知りたい人
★こちらも見ていただくとイラストレーターのお金の流れなどが把握できます
※当記事は作成途中です。
対応する別記事完成後にこつこつと更新されていきます。
イラストレーターの仕事はいつでもだれでも開始することができます。
仕事を開始するにあたって開業届を出すことは義務なのですが、出さなくても特に罰則はありません。
原則は仕事を開始してから1ヵ月以内に提出なのですが、イラストレーター業などは明確に「この日から開始しました!」っていうのがないので開業届は自分が決意した時に出しましょう。
開業するメリット、デメリット
メリット
・青色申告をする権利を得られる
・青色にすると経費の幅や節税手段がかなり広がる
・屋号で通帳など作れるようになる
・仕事をしている証明になり社会的信用が増す
・自分への責任や意識が変わる
デメリット
・扶養に入れなくなる可能性がある
※各けんぽ組合で基準がかなり変わるところなので、配偶者や家族に相談しましょう
・確定申告が必須になる
※2年間確定申告をしてないと青色申告の権利を失いますので、収入が無い年でもやりましょう
その1:税務署に「開業届け」を出す
3/15までに出せばその年の分から青色申告可能
例:2020年3月15日までに出せば、2021年の確定申告で青色申告が出来る
※3/16以降に開業届けを出した場合には翌々年2022年の確定申告からになります。
★青色申告について詳しくはこちら
・最寄りの税務署で直接開業届をもらって記入する
・国税庁のサイトからPDFをダウンロードして印刷記入する
★開業届の詳しい書き方はこちら
事業の種類に注意しよう!
職業の分類を”イラストレーター”として登録すると所得290万以上で個人事業税が発生します。
イラストレーターはデザイン業とみなされ、第3種事業となり税率5%がかかってしまいます。
ちなみに”画家” ”漫画家”で届け出をすれば事業税はかかりません。
その2:「小規模企業共済」の申込をする
他のことは後からでもいいのですが、小規模企業共済を真っ先に申し込む理由は
「15~20年間積み立てていると元本割れしない」からです。
最低金額の月額1,000円で構いませんので年月を稼ぐためにこれは真っ先にやりましょう。
・掛金は月額1,000円でもとりあえずはOK
・20年かければ元本割れしないので金額より年月が大事
★小規模企業共済について詳しくはこちら
まずここまでやりましょう。
開業届を出すこと、小規模企業共済に申し込む事にデメリットは基本的にはありません。
これ以降は自分のライフプランに合わせて検討しましょう
・どんな風に節税していきたいのか
・将来の年金や保障はどのぐらい欲しいのか
様々なビジョンがあると思います。
すぐには決まらなくても、追々決めていけばいいし修正変更も可能なところなので焦らずいきましょう💪
①:国民年金基金コース
国民年金基金「国民年金基金とは?」より引用(2020/6/28)
国民年金基金は、自営業・フリーランスなどの国民年金第1号被保険者の方々が安心して老後を過ごせるように、国民年金(老齢基礎年金)に上乗せして加入できる公的な年金制度です。
国民年金基金は自営業のみに用意された年金です。
国民年金とプラスして将来お金を受け取ることが出来ます。
★月額68,000円まで好きな口数をかけることができます。
■メリット
・終身年金(死ぬまでずーっともらえる)
・確定年金(申込時点で将来受け取れる金額が確定する)
・勝手に運用してくれるのでほったらかしでいい
・掛金は全額控除
■デメリット
・付加年金に加入できない
・確定給付金がわかる反面、インフレに対応できない
・一度加入すると基本的には自己の都合で任意に解約することができません。
・解約できないので資金拘束が激しい
★国民年金基金について詳しくはこちら(記事作成中)
②:iDeCoコース
iDeCoは自分で用意する私的年金になります。
節税など相当にお得な反面、ある程度の勉強や知識が必要になります。
■メリット
・掛金は全額控除なので税金が安くなる
・運用益が非課税
・付加年金と同時に入れる
・国民年金基金と同時に入れる(合算して月額68,000円まで)
■デメリット
・60歳まで一切引き出せない
・自身で商品や掛金を選んでいくのでめんどくさい
・もらえる金額は自分の運用次第なので未知数
★【上限68,000円】まで、好きな金額で掛けていく。
※付加年金に入りたい場合は【上限67,000円】まで。
★iDeCoについて詳しくはこちら
③:付加年金を申し込む
・国民年金の支払額に月額400円を上乗せすることが出来る。
・将来もらえる年金に「200円×納付月額」が追加される。
・約2年で掛金が回収出来るのでかなりお得。
・第一号被保険者のみ入れる(会社員や第3号扶養は入れません)
・国民年金基金と同時には入れません
★付加年金について詳しくはこちら(記事作成中)
④:併用コース
・”iDeCo”+”国民年金基金”を合算して【月額68,000円】まで好きな配分でどうぞ
※付加年金と国民年金基金は同時に入れません。
その他:銀行口座開設
楽天銀行が圧倒的にオススメです。
・楽天カードによるポイント還元
・楽天ふるさと納税が出来る
・楽天証券と連携することで利息が0.1%になる
・入出金の度にポイントがもらえる
・残高が増えるにつれてお得な特典が増えていく
お金に余裕のある人向け
「経営セーフティ共済」に入る
★経営セーフティ共済について詳しくはこちら(記事作成中)
積み立てnisa用の証券口座を開設する
金融庁の公式サイトですと非常にわかりにくくて混乱してしまうとおもいます。
積み立てnisaに関しても記事更新予定ですのでお待ちください。
楽天経済圏を活用している人はもちろん、わかりやすさやお得度から楽天証券がオススメです。
「文美」を検討する
開業初年度から文美を検討する稼ぎになれるのは一部の人だけだと思います。
開業届を出すことで青色申告にすることが出来ますし、まずは国保で節税の仕組みなどを一通り学んでからでもいいのではないかな?と🤔
★文美について詳しくはこちら
まとめ
・開業は特に準備もいらないし意外とハードルが低い
・小規模企業共済だけは最初に入っておこう
・フリーランスには節税や優遇制度が色々と用意されてる
・一気に把握するのは難しいので少しずつ理解してこう
それではまたゆるく長くいきましょう💪